点と線と

散りばめられた瞬間の記憶と、それらを繋ぐ思考の軌跡

ミニマリズム

物欲との戦い

物欲との戦い

現代人だとお金が手に入ったらどんな服を買おうかとか、どんなガジェットを買おうかと毎日のように考えてるだろう。

自分もその1人であるし、まだそんな物欲と戦っている。

そのなかで物欲に負けないように意識していることを書き留めておこうと思う。

持っているモノを減らす

モノを減らしていくとその物欲に抵抗するきっかけをくれる。

モノを減らしたことで手元にあるモノと手放していったモノの違いを自然と考えるようになる。

そして毎回モノを手放す時に買ったことへの後悔を少しは感じるのだ。

その感じたことを覚えておくと、次に買い物をする時に衝動買いを押さえられる。

1つのモノの必要性を考えることを大切にすることで、物欲を抑えられるということだ。

捨てるときのことを考えてみる

モノを買うときにはその時の気持ちだけで買ってしまうことが多い。

意外と面倒なのがそのモノを処分するときだ。

家具、ガジェット、服、など色々と手間がかかる。

ゴミ箱に捨てればいいという考え方はエコではないし、その考え方は考え直した方が良いだろう。

家具は粗大ゴミの手間

ガジェットはリサイクルショップやフリマサイトで売る手間

モバイルバッテリーに関しては家電屋に処分して貰わないといけないので、適当に捨てれない。

服は古着屋へ持って行く手間

思っている以上に時間を取られるので

そう考えると何も買わないことがエコでコスパとタイパが高い。

お店に行かない

ウィンドーショッピングと言い訳にぷらぷらしていたら最終的に何かを買って帰ったことはないだろうか?

お店は物欲を掻き立てる魅力で溢れているし、僕たちにどうにかして商品を買ってもらおうとお店側も努力をしている。

お店にできるだけ行かないようにするだけで物欲は結構抑えられるはずだ。

お店に行く代わりに公園へ行ったり、ハイキングやジムなどに行ったりとアクティビティなどで意識を他に向けよう。

24時間待ってみる

冷静に買い物をするために効果的だとよく聞くのは「24時間待つ」ということだ。

1日時間を空けることで頭を冷やすことができる。

僕がよくやる事の「検討しますの一言」と「ほしい物リストを活用する」を次に紹介する。

検討しますの一言

自分はお店で店員さんと話しているとすぐ欲しくなってしまうことがよくある。

大きな理由としてすぐ買ったほうが良いと勧められてそれに従ってしまうからだ。

店員さんもモノを売るのが仕事なのでその場で購入させたいだろうが、それを素直に聞いてしまうと相手の思う壺である。

「検討します」と一言伝えるだけでその場から離れることを意識している。

そして家に帰ってから購入検討しているモノが本当に「いま必要」なのかを最低1日考える。

そうすることで衝動買いを抑えることができるし、そのモノの必要性について考えることができたのでその買い物の満足度も上がり後悔も少なくなる。

ほしい物リストを活用する

ネットショッピングでも同じ様なことができる。

見つけた商品を直ぐに購入するのではなくほしいモノリストに一旦入れて、リストに入れた日付と買いたい理由を書いておく。

リストに追加してから1日後や数日後にそれを見直してから購入する。

ネットで購入することで店員さんと話すことはなくなるのでその点では衝動買いを抑えられるが、簡単に購入できてしまう。

それこそ24時間とは言わず「1週間」くらい待っても良いかもしれない。

あとほしい物リストに1ヶ月以上残っていたらそれは「いま必要」なものではないので、消してしまおう。

もう一度検討する時にまたリストに戻せばいい。

人との比較をやめる

他の人と比較することで自分に足りないモノを補おうとしてしまう。

例えばトレンドに乗ることだ。

今の流行りに自分が遅れていてダサいとか考えてしまうと、その流行りに追いつこうと買い物をしてしまう。

ある友人は「誰かにどう思われるかではなく、私がかっこいいと感じるかが大切だ」と言っていた。

つまり周りに合わせるのではなく、自分がどう思うのかを主体として考えると良い。

そうすることで本当に自分に必要なモノが見えて来て無駄な物欲を抑えられる。

今持っているもので十分であることを自覚する

大体の人は必要最低限のモノをすでに持っているはずだ。

正直今持っているもので生活はできているだろうし、便利な新しい製品に飛び移る必要もない。

むしろモノを買いすぎて押入れの奥に色々入っていないだろうか?

一度落ち着いて周りのモノを見てみる。

数年古いからといって使い物ならないわけではない、むしろ1つのものを大切に長い間使っている方が格好いい。

壊れたら買い替えるくらいがエコで素敵だ。

テレビやSNSなどの広告、周りの人たちから毎日のように物欲をかき立てられる時代の中で、どれだけ今の自分に必要なのか見極められるようになりたいものだ。